M2275●江戸和本●〈節用字尽〉世話字用文千歳袋 世話用文千歳袋 世話用文章 [3440936]
商品詳細
●江戸和本●〈節用字尽〉世話字用文千歳袋[世話用文千歳袋・世話用文章]
【判型】大本3巻合1冊。縦260粍。
【作者】苗村丈伯(艸田子)原作。
【年代等】寛延元年7月求板。[大阪]柏原屋与左衛門板。
【備考】分類「往来物」。『世話字用文千歳袋』は、「世話用文章」(上・中巻)と「世話字節用集」(下巻)から成る往来。元禄5年初刊『〈図画出処〉世話用文章〈節用集〉』を一部改変した改題本。原作者序文および「世話字節用集」の旧目次を削除し、見返、前付(「梁の江夏王鋒」および新目次)と巻末記事「十二月異名」「十干異名」「十二支の異名」を増補した。『〈図画出処〉世話用文章〈節用集〉』は、跋文によれば、格式の高い披露状や朋友・親族への略札にも世話字が含まれることがあり、この場合、通常は平仮名で書かれるが、本書では「埒を明る事をおもひて世話の正字を文章に綴」ったとする。上・中巻は庶民世俗の諸事を題材に、「震動雷電(しだらでん)」「不落離(ぶらり)」「鼠栗々々(そろそろ)」といった俗語(世話字)を多く用いた消息文例集で、上巻26通、中巻23通の合計49通を収録し、頭書に要語略注と絵抄を加える。うち中巻1通は「かしく」で終わる特異な準漢文体書簡である。本文を大字・4行・付訓で記す。下巻『世話字節用集』は、基本的に通常の『節用集』に未掲載の世話字を集録したもので、乾坤・人倫・支体・気形・生植・衣食・器財・言語と碁双六将棊詞字の9門に分類して世話字を掲げ(やや小字・七行・付訓)、頭書に任意の語句の注釈と絵抄を施す。なお、本書の改題本に寛延元年刊『世話字用文千歳袋』があり、本書の女性版とも言うべき前田さわ作『女世話用文章』が元禄13年に刊行された。
★原装・題簽付・美本。【参考価格(初出品時の相場):同板別本の美本をで購入。日本の古本屋で、35,(世話用文千歳袋*題簽欠)】。
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カテゴリー | 本・雑誌・漫画 > 本 > その他 |
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