●江戸和本●孝道故事要略孝道勸化鈔厚誉廓元享保5年教訓稀書 [75029869]

Name: ●江戸和本●孝道故事要略 孝道勸化鈔 厚誉 廓元 享保5年 教訓 稀書
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商品詳細

〈和漢合類〉孝道故事要略［孝道勸化鈔］
【判型】大本7巻4冊。
【作者】厚誉（廓元・春鶯）作。
【年代等】享保4年4月、雪庵忍子（豊浜陳人）序。享保5年7月刊。［大阪］渋川清右衛門板。
【備考】分類「教訓」。和漢諸書から孝道に関する言説や伝記・寓話等を数多く引いて孝道のありようを諭し、その実践を促した教訓書。全7巻。1巻は、第1「孝道は天地に塞がる（天は孝子を恵む／孝は万善の本）」から第10「黄鳥（ウグイス）の囀りを学ぶ孝子（孝は是れ天然の理／匹夫野人の孝）」まで。2巻は、第1「重華父に事ふる孝心（瞽（コソウ）は盲人に非ざるの辨）」から第12「楚僚泉魚を得て母に羞（スス）むる（陸通が孝心／孝魚泉の事）」まで。3巻は、第1「姜詩夫婦の事（唐の宗思礼が母、隗相が母、同じく泉の水を好む／羅孟郊が孝跡、孝子湖、養老滝）」から第10「曽参母子志通ず（親子は骨肉一体の辨／孝子は遠く遊ばざる辨ほか）」まで。4巻は、第1「父母病有る則憂へを致す（父母は唯病を憂ふの辨／疾無き時も亦常に憂ふる辨）」から第11「友貞股の肉を割き薬に用ゆ（雷天錫忍辱順闍の縁／朱良吉、湯霖が孝感）」まで。5巻は、第1「殷の高宗三年不言（モノイワズ）（喪の礼は上下同じき辨／諒闇の説）」から第12「漢の曹娥父を哀しみて溺死す（沈季詮・叔先雄が事／精衛鳥に化す事）」まで。6巻は、第1「漢の丁蘭亡母に事ふ（唐の劉師貞等が事／宋の連世・興成等が事ほか）」から第6「連的和尚の孝感」まで。7巻は、「祭る則は其の厳（イツクシ）みを致す事実」、第1「西晋の孟宗、冬筍（タカンナ）を祭る（孟宗、又孟仁と云う、母に鮓を贈る）」から第11「渾子父を水葬す（昆明池の中、渾子塚／孟子の三五の不孝の事）」まで。合計70数話を収録し、それぞれ出典も明記する。
★改装・題簽欠（後簽）・状態良好。記名あり・蔵書印あり。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。