M4030●江戸明治和本等>新にしき木物語 あづま賢女鑑 訥咲翁 宝暦 浮世草子 [30673895]

M4030●江戸明治和本等>新にしき木物語 あづま賢女鑑 訥咲翁 宝暦 浮世草子 [30673895]

販売価格: 10,880(税込)

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商品詳細

●江戸明治和本●新にしき木物語[新錦木物語・あづま賢女鑑]
【判型】半紙本6冊(取り合わせで全5巻揃い)。早印本:縦229粍、後印本:縦227粍。
【作者】訥咲翁(トッショウオウ)作。
【年代等】宝暦8年9月跋・刊。[江戸]山崎金兵衛初刊。
【備考】分類「浮世草子」。宝暦8年早印本(山崎金兵衛板*一部破損)1・5巻と後印本2-5巻の取り合わせ。『新にしき木物語』は、近世を通じて広く普及した書簡体(艶書)小説である『薄雪物語』(慶長頃古活字本、寛永9年製版本あり)を改作した正徳6年刊『新薄雪物語』をさらに改作した浮世草子。宝暦8年、[江戸]山崎金兵衛初刊で、寛政頃の上総屋理兵衛後印本や南楚満人2世(為永春水)の序を付けた文政年間板など数種の板種がある。市古貞次氏によれば、「「新薄雪物語」と筋が全く同じく、人名地名をかえたのみのもの」であり、従来から剽窃に近い作品として扱われてきたが、両者の間には明らかな違いもある。まず、京都方面から江戸方面への地名変更は『新にしき木物語』本書の出版地が江戸であったためと考えられ、ほぼ同一に見える本文も物語の結末においては大幅な改変が認められほか、『新薄雪物語』に見られた散らし書き書簡や和歌の出典表記が削除され、挿絵も全て差し替えられている点などである。女性教養書としての側面を併せ持ち、通俗化・大衆化の傾向が顕著になっていく宝暦期艶書小説の大意表的な作品である(岡部祐佳「宝暦期艶書小説の展開──『新にしき木物語』の再検討をとおして」参照)。
★6冊中、4冊は原装・題簽付。状態並み(表紙等補修*1・5巻は一部文字にかかる破損あり)。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、5冊揃いの寛政板が、110,。端本3冊の宝暦板が、33,】。

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