兼見卿記 第4 史料纂集 古記録編 / 橋本政宣 【全集・双書】 [68209771]
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内容詳細兼見の交友関係は、足利義昭、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、細川幽斎など多岐にわた り、時の権力者たちの動勢に詳しい。 ●本冊には、豊臣秀吉による小田原北条氏攻め・奥羽仕置を経て朝鮮出兵に至る政治情勢、また、聚楽第の整備、禁裏の造替、東山大仏の建立をはじめとした京都の大規模な都市改造に関連する記事を豊富に収める。 ●愛息鶴松の夭折、生母大政所や弟秀長の死去など肉親との死別から、甥秀次への関白職譲与に至る豊臣政権内部の動向も詳しい。大徳寺への木像設置に端を発した千利休の処罰と、彼の家族に対する苛酷な拷問の風聞も記録されている。 ●禁中内侍所造替による八咫鏡遷座のための神事や、吉田社境内における八神殿再興など、後陽成天皇と生母勧修寺晴子の吉田社神主兼見への信頼がますます厚くなっていく。。 ●長岡幽斎、毛利輝元、島津義久・義弘、徳川家康ら有力大名との交流、近衛信輔の乱心、嫡孫(のちの萩原兼従)の誕生、文禄2年に実行される嫡子兼治に対する家督譲与後に住むための新第建築など、日常的な出来事にも見るべき点が多い。 ●秀吉に参礼した琉球人らを歓待するための詩歌会、飛鳥井雅継第における破籠鞠会、勧修寺紹可の九十算賀の祝など風俗遊興の記事も見られる。
兼見卿記 第4 史料纂集 古記録編 / 橋本政宣 【全集・双書】
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